Last Updated on 2022年7月24日 by quintile
今年、寒い時期からたくさん白いお花が咲いて、なんの果樹かなぁと思っていた木がありました。
花後、実がどんどん落ちてしまい最後の1個になり、その最後の実が大きくなって来た頃、近くの梅の木と比べケバケバしていないし、何か違う果実かな?と思っていたところ、だんだん赤く色づいていき、最終的にこれはスモモだ!と気づきました。
その1個も収穫のタイミングがよくわからずいつ落ちるかヒヤヒヤして観察していましたが、6月の20日に地面に自然落下しているところを発見。
すかさず急いでお庭に出て実を大切に収穫し洗って食べました!
スモモってこんなにおいしかったんだなぁと感動。何回も食べた事あるはずなんだけどやっぱり自分の家でできたものって違うんですよねえ。
なぜスモモの苗を増やすのか
自家不結実性(自家不和合性)のため一株では結実が難しいので受粉木が必要
来年はもっとたくさんとれればいいなぁと思って調べたところ、スモモは自家不結実性(自家不和合性)といって、1本の木の中での受粉では結実するのが難しく、他の木の花と受粉させるのが重要なようです。
確かにうちのスモモの木は立派な大きさには育っているものの1本だけです。
お向かいさんの家にもスモモの木がありますが、蜂の方に受粉をお願いするにしても確実ではありません。
受粉木を用意する狙い
もう1本スモモの木を育てて開花時期に人工受粉し確実に収穫量を上げようというのが今後の狙いです。
そういうわけで、今回取れた1個のスモモの種と、先日お向かいさんからいただいたスモモの種を、蒔いて苗を育ててみようと思います。
種まきの準備
まず収穫したスモモやいただいたスモモはおいしくいただきます😊
種子を洗う
食べた後種の周りに果肉が残ってしまうので、これを水に漬けて落としやすくしてかなだわしでこそげ落とします。
種を乾かさないように濡れたキッチンペーパーで包み、ジップロックに入れて、2カ月間ほど冷蔵庫で冷やす
このようにして種の下準備が完了しました。ただいま冷蔵庫内での休眠中です。休眠期間が終わったら蒔いてみようと思います。さて発芽するでしょうか。道のりは長いと思いますが気長に待とうと思います。
もし発芽に失敗した場合のことを考えて、一応市販の苗は購入済み
種からの育成に挑戦しますが、来年もし失敗してしまうと目も当てられないので、一応プラムサンタローザと言う品種のスモモの苗を購入済みです。来年はこれを受粉木として使用し10個ぐらいは収穫を目指したいと思います。
同時に桃の種も撒きます
こちらは先日近所の桃の木から落ちていた、桃。3つほど拝借し拾ってきました。
たいして傷んでなかったのでありがたくいただきました。こちらも同様の処理をして一緒に蒔いてみようと思います。
それにしても、あの桃の木はたくさん実がなっていたのに誰も取りに来ていません。
なぜ収穫しないんだろう? 誰のものでもないのでしょうかとても不思議になります。せっかく食べれるのにすごいもったいないですよね…。
そんなわけで、近所の桃の木の種もうまく発芽して育てられれば、
うちで実を取ることができ命をつなぐことができるでしょう。
楽しみです。