Last Updated on 2022年10月25日 by quintile
野草の活け花第二弾です!だいぶ秋が深まり、野草のお花も数が少なくなってきました。
今回はこちらの花材を使って活けてみたいと思います。
摘んできたもの
- イネ科の雑草
- ウナギツカミ
- セイタカアワダチソウ
- コセンダングサ
セイタカアワダチソウなどは、繁茂しすぎていることが多いのでなかなかに嫌われがちの草ですが、黄色く可愛らしい、使えるお花だと個人的には思います。
今回活ける花瓶はこれ。小さな牛乳の瓶です。
手順
活ける前に下の葉っぱを全部むしり取ります。水に浸かる部分はとっておかないと水が腐敗する原因になります。
- セイタカアワダチソウのようにふわふわとボリュームのある花材を、適宜節でカットし瓶の口を隠すように埋めていきます。
- セイタカアワダチソウで瓶の口元のボリュームを出せたら、次は曲線がおもしろいコセンダングサを活けていきましょう。
コセンダングサはこのようにウェーブのかかった枝が特徴的で、こういったユニークな形を楽しんだりします。人それぞれその花材の持つ好きな点を活かしながら行けていくと楽しいでしょう。
- そして、この中でも唯一のピンク色のウナギツカミ。これをちょっと目立つように外側に配置します。花が小さいので埋もれないようにします。
- そして最後にイネ科の雑草。こちらは茎もしっかりと固いので少ししならせて軽い曲線を出した上で最後にすっと刺すようにします。
完成!
このように野草だけでもボリューミーの活け花が完成しました!これから冬が来るので、野草の花材もどんどん少なくなっていきますが、毎日の散歩の中で少しずつ探して何か活けられるものがあれば、またアップしていきたいと思います。続く。