夏野菜!様々なレシピで使えるズッキーニ 青馬を種から栽培!

夏野菜!様々なレシピで使えるズッキーニ 青馬を種から栽培!

Last Updated on 2023年4月21日 by quintile

ズッキーニは、育てていくうちに、途中で折れてしまったりと、管理の仕方や受粉タイミング等の難易度が高いので、今年は作るのはどうしようかなぁと少し悩んでいましたが、やはり大好きな野菜、ズッキーニ!作ることにしました。
何件かダイソーを回りましたが、ズッキーニの種は見つからず。
そこでホームセンターに行き、アタリヤ農園さんのズッキーニの種、(グリーンズッキーニ 品種名 青島)を購入し、こちらを育ててみることにしました!以下、手順と栽培レポートです!

「グリーンズッキーニ 青島」という品種はどのような品種?

果実はやや細長く、緑色をしており、肉質はやや硬めです。この品種は、夏から秋にかけて収穫期を迎えます。また、風味が豊かで、サラダや炒め物、スープなど、幅広い料理に利用されます。

栽培方法

土壌の準備

肥料

有機物を多く含み、栄養分が豊富な土壌が適しています。堆肥や腐葉土などの有機質肥料を使用することで、土壌を改良することができます。

水はけ

水はけが良く、水はけの悪い場所は、根腐れや病気の原因となります。土壌が重い場合は、砂などの材料を混ぜ合わせて改善することができます。

pH値

6.0から7.0の範囲が理想的です。

元肥

有機質肥料を用いることがおすすめです。有機質肥料は、肥料成分を含んでいるだけでなく、微生物が豊富に含まれているため、土壌を改善し、作物の成長を促進する効果があります。堆肥や腐葉土などの有機質肥料を使用することが多いです。これらの有機質肥料は、肥料成分だけでなく、土壌の保水性や保肥性を高めるためにも役立ちます。
元肥の時期は、植え付けの前に土壌に入れることが一般的です。元肥の量は、1平米あたり5-10kg程度を目安に与えると良いでしょう。

栽培の手順

種まき

排水性が良く、空気を含んだ軽めの土壌が適しています。市販の培土を使用する場合は、肥料が入っているものを選ぶとよいでしょう。また、種まき用の培土を用意する場合は、赤玉土とバーミキュライトを1:1で混ぜ合わせると良いとされています。
種をまいた後は、水をまいて十分に湿らせます。水やりは、土の表面が乾いたら行うようにします。
種子発芽に適した温度帯は、20〜25度程度です。
種子が発芽した後は、光の当たる場所に移します。ただし、強い直射日光に当たると、苗が枯れる恐れがあるため、注意しましょう。

日当たりと水やり

日当たりが良く、排水が良い土壌で育てると良いでしょう。水やりは、土が乾いたら行いましょう。水やりをする際は、根元に水を与え、葉っぱにはかからないようにしましょう。

追肥

育成期間中は、1週間に1回程度の頻度で、液体肥料を与えるとよいでしょう。

摘花

雌花の一番果を摘果することで、エネルギーが他の実に集中するため、残りの実がより大きく、より美味しく育つことができます。
摘果の方法は、実がついている茎を持ち、やさしくひねるようにして切り取るとよいでしょう。力を入れすぎると、茎を傷つけたり、次に実が付きにくくなることがあります。
一番果の摘果は、ズッキーニを育てる際に重要なポイントの一つです。

収穫のタイミング

収穫が遅れると大きくなりすぎて、味が落ちる恐れがあります。収穫のタイミングは、実が長さ10〜15cm程度になったら、収穫するようにしましょう。また、収穫後も室温で保存すると、味が落ちやすいため、冷蔵庫で保存するとよいでしょう。

栽培の注意点

手動受粉のやり方

  1. 花が完全に開いているか確認してください。花が開くのは午前中が一般的で、開花後1日〜2日の間に受粉を行う必要があります。
  2. 雄花の花弁をはぎ取り、花粉を取り出します。花粉が多いときには、ブラシを使って花粉を収集することもできます。
  3. 雌花への花粉をの塗り付け方は、雌花の中心にある雌しべに、先ほど取り出した花粉を塗り付けます。花粉を均等に塗るように心がけましょう

折れないように注意!

重みによって茎が折れたり、実が割れたりすることがあります。そのため、以下のような注意が必要です。
茎を支えるために、支柱を立てて、茎を固定します。茎に直接接触しないよう、柔らかい素材の紐やビニールテープなどで固定しましょう。
収穫する際には、実の付け根から優しく引っ張り、茎を傷つけないように注意してください。
摘果を適切に行うことで、果実の重みを軽減することができます。実が大きくなりすぎる前に収穫することが大切です。
毎日の観察が必要です。茎が倒れている場合は、すぐに支柱で支えましょう。

下葉かき

下葉かきは、重要な作業のひとつです!下葉かきは、茎の下部についた古い葉を摘み取る作業で、以下のような効果があります。
  1. 光合成効率の向上 下部の葉は日陰になってしまうため、十分な光合成が行われず、茎や実が十分な栄養を得られなくなります。下葉かきによって、下部の葉を取り除くことで、日光の当たりやすい場所に茎や実を露出させ、光合成効率を向上させます。
  2. 病気や害虫の防止 下部の葉は湿気がたまりやすく、病気や害虫の発生源となります。下葉かきによって、葉の間や茎の下部の空間を広げ、空気の循環を促し、病気や害虫の発生を防止します。
  3. 栄養分の配分 グリーンズッキーニの成長に必要な栄養分は、葉から茎や実に送られます。下部の葉があると、栄養分が下部に集中してしまい、茎や実が十分な栄養を得られなくなります。下葉かきによって、栄養分の配分を整え、茎や実の健康な成長を促します。
下葉かきの時期は、茎が十分に強くなり、茎の直径が2cm程度になった時点で行います。下葉かきは、手で葉を摘み取るか、はさみを使って行います。茎や実にダメージを与えないように、慎重に行いましょう。

おすすめの肥料

有機質肥料

有機質肥料は、肥料の主成分として有機物を使用しているため、土壌改良や微生物の活性化など、植物の健康的な成長に必要な栄養素を多く含んでいます。例えば、堆肥や油かすなどがあります。
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無機質肥料

無機質肥料は、肥料の主成分として無機物を使用しているため、窒素、リン、カリウムなどの栄養素をバランスよく含んでいます。

追肥タイミング

初めての収穫後

初めての収穫を終えた後に成長が鈍化するため、収穫後に追肥を行うことで、植物の成長を促すことができます。

花芽が形成され始めた時期

花芽が形成される時期に追肥を行うことで、花芽の成長を促し、より豊かな収穫を期待することができます。

注意する害虫

アブラムシ

アブラムシは、葉や花に付着して吸汁し、病気を引き起こすことがあります。また、アブラムシが分泌する蜜を吸うアリが発生することもあります。

ウリハムシ

ズッキーニを含むカボチャ科の植物に被害を与える害虫です。ウリハムシは、葉や茎、果実を食害し、特に若い葉や茎を好んで食べます。食害された葉には、白い斑点が現れ、やがて黄色や茶色に変色します。

注意する病気

灰色かび病

灰色のカビが生える病気です。葉や茎、果実に発生することがあります。特に、果実に発生すると、腐ってしまうことがあります。適切な水やりや肥料の与え方、草取り、摘心などを行い、植物を健康に保ちましょう。また、収穫後は残った落葉物などを除去することで、病気の発生を予防することができます。

うどんこ病

うどんこ病
葉や茎に黄色い斑点が現れ、やがて茎が腐って枯れる病気です。うどんこ病は、土壌中に生息する病原菌によって引き起こされます。
湿度の高い環境で発生しやすいため、適切な通気や湿度管理が必要です。特に、雨水が多くなる時期には、排水の良い場所に植えるようにしましょう。また、根元の土壌が湿りすぎないよう、水やりは控えめに行いましょう。

べと病

病原菌が葉や茎、果実に感染し、べと状の病斑が現れます。重症化すると葉が落ちてしまうこともあります。

モザイク病

モザイク病は、ウイルスが原因で発生する病気です。葉に斑点状の変色が生じたり、葉がくぼんだり、歪んだりするなどの症状が現れます。感染した植物は、成長が遅くなったり、実がつかなくなったりすることもあります。予防方法としては、健康な苗を使用し、ウイルスを媒介する害虫(アブラムシやヨトウムシなど)の対策を行うことが挙げられます。

つる枯病

茎や葉、果実などが黄色く枯れていく症状が現れます。

軟腐病

果実や茎などが軟らかくなり、腐っていく症状が現れます。 これらの病気に対しては、予防が重要です。適切な栽培管理、病気の早期発見・対処、または耐病性の強い品種を選ぶことなどが対策として有効です。また、病気が発生した場合は、病原菌を殺菌するための薬剤を利用することもあります。

おすすめのコンパニオンプランツ

ハーブ類

バジル、ローズマリー、タイム、パセリ、セージなど。香りが強く、害虫を寄せ付けない効果があるため、グリーンズッキーニの近くに植えることで、害虫の発生を防ぐことができます。

レタス

グリーンズッキーニと同じような環境を好むため、一緒に植えることでお互いの生育を促進し、グリーンズッキーニの収量を増やすことができます。 生育環境が似ているものや、害虫を寄せ付けない効果があるものがおすすめです。

連作障害にも気をつけよう

前作に良い作物

  • とうもろこし
  • マリーゴールド 殺菌作用があり、線虫やアブラムシといった害虫を防ぐことができます。また、マリーゴールドは花期が長く、花粉を多く生産するため、受粉率を上げる効果も期待できます。

後作に良い作物

  • とうもろこし
  • ほうれんそう 短期間で成長するため、連作障害のリスクが低く、さまざまな栄養素を豊富に含んでいるため、土壌改良効果も期待できます。

栽培レポート

4月14日 セルトレイに種まき!

ズッキーニ セルトレイに種まき
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4月20日 発芽したので定植しました!

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