Last Updated on 2022年8月29日 by quintile
7月に入り、金柑の木に花が咲き始めました。

実は、今年の剪定をした際に、かなりの強剪定をしてしまったため、
樹勢が弱まるのではないか、花が咲かないのではないか、枯れてしまうのではないかと、さまざまな心配をしていたのでした。
幸い心配も杞憂に終わり、初夏の頃から芽が一気に吹き出し、先々週あたりから無数の白い花を確認することができ一安心しています。
なぜ、今回かなりの強剪定になってしまったかと言うと、冬あたりからつるバラの剪定など、色々と剪定しまくっているうちに、どれだけ思い切り切れるかが勝負だよね😊と謎の勢いがついてしまい、金柑の剪定についても同じようにバチバチ切ってしまいました。終了したときに引きで見た際に、あー、切りすぎた😫と思った次第です。
あと、言い訳ですが、やはり樹木の剪定は大変に時間がかかり体力もいりますね…。
たとえ1本切るだけでも。背が高いので、脚立使ったりと何かと疲れます。
こんなに大変だと思わなかったです。
剪定は大変なのでプロにお願いするのもひとつの方法
そんなで、1本切るのに2時間位かけているわけですが、途中で作業が、雑になってしまうのです😫悪い癖ですが…。
あらためて、庭師さんはすごいですね…。
なかなか骨の折れる作業なので、プロにお願いするのも良いと思います。
【剪定110番】
失敗することもないですしね。
さて、来年の剪定の際にも、読み返せるよう、備忘録的に剪定の方法、ポイントなどをまとめておきたいと思います。
金柑の剪定を始めましょう!
準備したもの
なぜ毎年の剪定が必要なのか
なぜ金柑の剪定は毎年必要なのかですが、実の収穫量を落とさないためです。
放っておくと枝葉が混み合い、日当たりが悪くなったりして、実つきが悪くなります。
毎年しっかりと金柑を収穫したい方は、がんばって毎年剪定しましょう。
たくさん収穫できると、マーマレード、ジャム、甘露煮などさまざまなおいしい料理が作れます😊
今年のマーマレードづくりの様子はこちら
剪定の時期は3月〜5月
次に剪定に適した時期ですが、収穫を終えた3月〜5月の春の時期が適しています。
ちょうど暖かく寒くもなく暑くもないので、長時間の作業でもしんどくならないのはありがたいですね。
剪定時期を逃して夏に入ってしまうと、芽を切り落としてしまい、実がならなくなるので、剪定時期には充分注意しましょう。
剪定方法
金柑の樹齢によって異なります。
植え付けから3年目まで
まだ小さな3年目までの株はそれぞれの枝を3分の2程度に切り落とせばOKです。
3年目以降の大きな木は基本間引き剪定!
ほうき仕立てと言う樹形を目指します。
ほうき仕立てとは言葉の通りほうきの形に似た樹形を目指して剪定することをいいます。
- まず、前年に伸びた枝を3分の2程度に切り詰めます。
- 木の中をよく見て、小枝が混み合っているところを探して根本から間引いていきます。これを間引き剪定といいます。基本この間引き剪定を繰り返していきます。
金柑は小枝が太い枝からたくさん出て木の中部分がかなりごちゃごちゃしていますので、これを整理して日当たりを良くしてあげます。
そして、枯れた枝などないかよく見て、あればしっかりと落としておきます。
剪定していて困ったこと
金柑は枝にかなりトゲがあり、剪定中に指に刺さって痛く、作業がなかなか進ないので途中から
バラ剪定用の分厚い手袋(ガーデングローブ)を引っ張り出して使用しました。
買っておいて良かったです😫まさかバラ用に買った手袋が金柑の剪定に役立つとは思いもしませんでした…。
素手で作業するのは厳しいなあと、思いました。剪定作業の強い味方です😊
終わりに
今回、金柑の剪定方法をまとめましたが、今年かなりの強剪定になってしまったため、
今花は咲いていますが、どれだけ果たして実をつけてくれるか、見守っていきたいと思います。
随時、実の様子をアップしていきたいと思います。